「豪雨に強い新幹線」JR東海が新対策 総額110億円で盛り土補強工事など 雨による運転規制2割減に
6月3日、静岡県には台風6号が最接近し、大雨に見舞われました。台風などでの大雨で気になるものの一つが、交通機関の乱れです。
JR東海は、5月29日の会見で東海道新幹線の豪雨対策を強化していくことを発表しました。東海道新幹線では近年、特に三島ー浜松間での豪雨が多く、長時間の運転見合わせが発生するケースも。そうした中、JR東海はこの三島ー浜松間の盛り土に対して、雨が降った際の水の分布などをモニタリングし、高精度の解析を行いました。その解析の評価に基づき、盛り土を補強するための工事などを行うことで、雨に強い設備を目指すとしています。
工事は、およそ110億円をかけて5月から2030年まで行われる見通しです。また、来年度以降から工事が終了した地点より、運転見合わせの基準となる土壌水分量の規制値を見直していくということです。
JR東海は、今回の対策によって、雨による運転規制の時間がおよそ2割減少するとしています。
●JR東海・丹羽俊介社長:
「今回の対策を講じることによって、安全を大前提に、より便利に、快適に、ご旅行をいただくお客さまに新幹線をご利用いただけるようにしたい」