サッカーJ2・藤枝MYFCの槙野智章監督にベンチ入り2試合停止と罰金10万円の処分 試合後に「こういうレフェリングをしている人が普通に笛を吹いていたらダメ」などと発言
サッカーJ2・藤枝MYFCの槙野智章監督にベンチ入り2試合停止と罰金10万円の処分が下されました。
藤枝の槙野監督は24日に行われた徳島戦で、ハンドの判定をめぐってレフリーに抗議し、イエローカードを提示されていましたが、さらに試合後のインタビューで「こういうレフェリングをしている人が普通に笛を吹いていたらダメ」などと発言していました。
Jリーグ規律委員会は処分の理由について、「槙野監督のインタビューにおける発言は『審判員の判定に対する悪質な抗議』に相当すると判断した」と発表しました。
槙野監督は10月31日のアウェー秋田戦と11月3日のホーム磐田戦でベンチ入りできず、太田吉彰ヘッドコーチが暫定的に指揮を執ることになります。
藤枝MYFCは「クラブに関わる全てのスタッフ・選手は、あらためて相手への敬意をもって行動し、その姿勢を徹底してまいります」とコメントしています。
■徳島戦後の槙野智章監督のインタビュー全文:
「レフェリーがもしかしたら新ルールを採用したのかもしれないですけどね。ボックス内で手を使ってもハンドとらないし。マジで、マジでJ2のレフェリーのレベル上げないと壊れます。これマジで壊れます。連続だし、僕ら。誰かが代表して言わないといけないですけどね。誰も言わないので僕言いますけども、マジでレベル低いんでね。これをやられると選手の育成もそうですし、せっかくのJリーグが、もったいないことになりますし。本気で世界一、ワールドカップ(で優勝を)目指そうって言っている中で、こういうレフェリングをしたらだめ。こういうレフェリングをしてる人が普通に(笛を)吹いていたらだめ。もったいない。もったいないし、だめ。あとで意見書出して、あれはファウルでした、ハンドでしたって言われても、もう遅いんでね。絶対だめ。きょうのレフェリング含めて、そうですね…。あんなハンドをとらない、見えないはだめだよね。全員見えているんだから。フォース(第4の審判員)いるんだから。副審も目の前だし、主審も前だし、フォースも見えてるし。見えないって言われたら、もう見えないすけどね。抗議したらイエローカードもらうんでね。これはだめだね」
Q. 次節に向けて、選手たちにどのように声をかけていく?
「やるしかないんでね。勝ってないんでね。レフェリーどうこう言うのは僕だけでいいんでね。選手はしっかりと前向いて、チームを立て直していかなきゃいけないと思います。」
■Jリーグ規律委員会の処分理由全文:
「2026年10月24日(土)2026/27明治安田J2リーグ第13節(藤枝MYFC vs 徳島ヴォルティス)の試合終了後のインタビューにおいて、槙野 智章監督が審判員に対して不適切な発言を行ったことが、Jリーグ規律委員会において確認された。これを受けて、(公財)日本サッカー協会「競技及び競技会における懲罰基準」に照らして審議した結果、同監督のインタビューにおける発言は、同基準「2-8. 審判員の判定に対する悪質な抗議」に相当すると判断した。同基準では最低1試合の出場停止(ベンチ入り停止)と定められているが、同監督は試合中にも異議による警告を受けていたにもかかわらず、インタビューという一般に公開される場において審判批判を繰り返した。この言動は審判員に対するリスペクト精神に著しく欠けるものであり、総合的に加重要素に該当すると判断した。これにより、1試合を追加した2試合の出場停止(ベンチ入り停止)処分および罰金10万円とする。」
■藤枝MYFCコメント全文:
「このたびは、徳島ヴォルティス戦の試合後インタビューにおける槙野監督の発言により、審判員の皆様をはじめ、Jリーグ、ファン・サポーターの皆様、関係者の皆様にご心配とご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。サッカーは選手、指導者、審判員をはじめ、多くの関係者によって成り立つ競技であり、それぞれがお互いを尊重することが大切です。クラブに関わる全てのスタッフ・選手は、あらためて相手への敬意をもって行動し、その姿勢を徹底してまいります。藤枝MYFCは今後も関係する皆様との対話を重ね、より良い競技環境の実現と日本サッカー全体の競技力向上に寄与してまいります」