クラクション鳴らし助けを…置き去り事故防止に園児が訓練 交通安全指導員「機械に頼らず人の目で確実に確認」
通園バスでの置き去り事故を防ごうと、静岡県富士宮市の幼稚園で、園児がクラクションを鳴らして助けを求める訓練が行われました。
市内の杉田幼稚園で行われた教室には、園児や保護者、教職員ら合わせて87人が参加。教室での訓練では、右手を挙げ声を出して左右を確認し、横断歩道の正しい渡り方を学んでいました。そして、普段利用している通園バスの訓練では、中に取り残された想定で、全ての園児が一人ずつ運転席に立って、両手でクラクションを鳴らして助けを呼んでいました。
園児 女の子:「どきどきしちゃった・・」
園児 女の子:「鳴らす時が、ちょっとだけどきどきした」
静岡県交通安全協会富士宮地区支部 交通安全指導員 後藤英里子さん:「全員しっかり降りているかどうかというのを、機械に頼らず、人間の目で確実に確認して命を守って頂きたいと思います」