ICTシステム拡大に対する支援を静岡県に要望「情報を効率的に共有するためICTの活用が重要」静岡県医師会
静岡県医師会は、静岡県の来年度の当初予算編成に、ICT=情報通信技術のシステム拡大への支援などを盛り込むことなどを川勝知事に要望しました。
10日午後、県庁を訪れた県医師会の紀平幸一会長らは、県の来年度の当初予算編成に向けた要望書を川勝知事に手渡しました。
要望書では、医師を確保するための対策の推進、新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症予防の強化、地域包括ケア実現に向けた関係機関の連携推進の3つの項目について、支援を求めています。
県医師会は、このうち地域包括ケアについて、関係機関の間で情報を効率的に共有するためのICTの活用がより重要になると訴えました。
県医師会 福地康紀副会長:
「働く世代がどんどん減ってきているような状況ですので、人材の不足分を補うICTのシステムを構築、またそれを普及することが大事だなと」
要望書を受け取った川勝知事は「充填するべきところは予算でしっかり支えたい」と話しました。