浜松市からの働きかけ 大学再編期成同盟会が静大・浜医大の学長に現状の説明を求める 

静岡大学と浜松医科大学の統合・再編問題で、浜松市が主動する大学再編期成同盟会は12月の会合に両大学の学長を招いて現状説明を求める方針です。

 3月に発足した期成同盟会の会合は12月6日に開かれる予定で会は13日、両大学の学長宛てに出席を求める案内を送ったということです。

 会合で同盟会は両学長から統合・再編について現状の説明を求める方針で、会長を務める浜松市の中野祐介市長が、事態を前に進めたいとセッティングしました。

 回答期限は22日で、浜医大の今野学長からは出席の意向がありましたが、静大の日詰学長から返答はまだないということです。

 大学の統合・再編問題では、2つの法人を1つにして静岡と浜松に新たな大学をつくる「1法人2大学」案が4年前に合意されたものの、静大の静岡キャンパスが反発し、「1大学2校案」を静大の案とする方針を10月固めています。