静岡県が前土地所有者に4億6000万円の納付命じる 前所有者「応じられない」 1万9千立方メートルの土砂を行政代執行で撤去 熱海土石流災害

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 静岡県熱海市の土石流災害の後も崩落の起点部分に残っていた土砂の撤去費用について、静岡県は前の土地所有者におよそ4億6000万円の納付を命じました。

 おととしの熱海土石流災害を巡って、崩落の起点部分にはおよそ1万9千立方メートルの土砂が不安定なまま残されていました。県は去年10月から、前の土地所有者に代わって行政代執行で土砂の撤去を行いました。そして、その撤去費用などおよそ4億6000万円を前の土地所有者に11月8日付で納付を命じました。

 前の土地所有者の新幹線ビルディング天野二三男代表は「法律的根拠と事実に基づく理由から、支払いに応じることはできない」と話しています。