清水エスパルス・松岡大起がアビスパ福岡へ完全移籍 今季はブラジル2部へ期限付き移籍も出場なし
清水エスパルスは30日、U-22日本代表の松岡大起が福岡へ完全移籍することを発表した。松岡は鳥栖の下部組織出身で鳥栖でプロキャリアをスタート。2021年夏に清水に完全移籍で加わった。今季も3試合に出場していたが、海外志向からブラジル2部のグレミオノボリゾンチーノに期限付き移籍。しかし出場機会はなかった。パリ五輪をめざしていることもあり、今回ルヴァン杯王者への移籍を決断した。
松岡はクラブを通じてコメントを発表「いつも応援ありがとうございます。この度、アビスパ福岡に完全移籍する事になりました。ブラジルでの1 年間は悔しくてたまらない経験をしました。このオフに色々なことを考えましたが、今、一番は試合に出ることだとおもいます。試合に出て活躍し成長する事で来年のオリンピックや未来がはじめて見えてきます。そう考えているときにオファーをいただき、自分の環境を変え、新たなクラブで夢を実現する為、チャレンジをしたいという想いが強くなりました。この信念の基、簡単な決断ではありませんでしたが移籍を決断しました。サガン鳥栖から清水エスパルスに移籍した時を鮮明に覚えています。初めての移籍で満身創痍で戦った日々を、初めての長期離脱でサッカーができなかった日々を、もっとたくさんの勝利を見せたかった、もっと毎試合最高のパフォーマンスを出したかったなど色々な想いが溢れ、沢山の葛藤がありました。どんなときも家族、チームメイト、クラブスタッフ、サポーター、スポンサーのみなさんはいつも支えてくれて、私に力をくれました。清水エスパルスの一員として日本平でプレーし、たくさんの事を経験し学び、成長できたと言えます。本当に感謝しています。この経験を必ず今後のサッカー人生に生かしていきます。今までお世話になったクラブへの感謝を胸に歩んでいきます。本当にありがとうございました」