静岡県内初「宿泊税」導入へ行政審議会が承認 2月市議会本会議に上程へ 静岡・熱海市
静岡県熱海市では宿泊税の創設を検討する行政審議会が開かれ、宿泊税の導入案とその答申案が承認されました。
静岡県内初となる宿泊税の導入は、少子高齢化や人口減少が進む中、市税などの財源確保が困難になることから、熱海市が検討しているものです。
観光政策に係る年間経費およそ10億円の内、およそ7億円を宿泊税から、およそ3・5億円を一般財源で充当する考えで、市は去年1月から7回に渡って宿泊事業者に説明し、宿泊税導入の合意を得たことを報告。
宿泊税は12歳以上1人1泊につき200円になる計画です。
熱海市ホテル旅館協同組合連合会理事長・熱海市行財政審議会 森田金清委員:
「お客様のニーズをしっかり把握して、 使い道に反映できる仕組みを作っていただきたい」
審議会で22日承認された宿泊税の導入案は、26日斉藤市長に答申され、2月市議会定例会での議論を経て、早ければ来年4月から導入されるということです。