「初もみ茶」を市長に贈呈 伝統の技を後輩たちに 静岡市茶手揉保存会

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静岡市茶手揉保存会が1年の健康と茶業界の発展を願って製造した「初もみ茶」を静岡市の難波市長に贈呈しました。

 静岡市役所を訪れたのは手もみ製茶の保存や技術向上を目的に活動する静岡市茶手揉保存会のメンバー5人です。

 メンバーは1月7日に1年の健康と茶業界の発展を願って製造した 「初もみ茶」を難波喬司市長に手渡しました。

 今年の「初もみ茶」は例年通りつややのびが良く、味も香りもしっかりしたものに仕上がったといいます。

 保存会は市内の小中学校や福祉施設などで、年に10回ほど茶手もみの体験教室を開いていることも報告しました。

難波喬司市長:
「実際に手もみを体験して、そして手もみ自身にも感動するし、おいしいお茶にも感動するというのを、これから我々としては進めていきたい」

 保存会のメンバーは先輩から受け継いだ伝統の技を、後輩たちに伝えていきたいと話していました。