市検証委員会が今年度中の報告書取りまとめ目指す 3歳女児送迎バス置き去り死事件 静岡・牧之原市
静岡県牧之原市で園児がバスに置き去りにされ、死亡した事件で、市の検証委員会が今年度中に報告書を取りまとめることを目指していることがわかりました。
おととし9月、牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」で、当時3歳の河本千奈ちゃんが送迎バスに置き去りにされ、重度の熱中症で死亡しました。市は事件が起きた原因や再発防止策をまとめる検証委員会を設置し、去年2月から話し合いを進めてきました。
市などによりますと、29日に6回目の会合が非公開で開かれ、再発防止のための提言を盛り込んだ報告書を今年度中に取りまとめることを目指すということです。
事件をめぐっては去年11月、元園長と元担任が業務上過失致死の罪で在宅起訴されています。