自民党裏金問題で牧野京夫参議院議員が地元で説明「しかるべき時に冷静に判断する」 静岡・袋井市
片山真人アナウンサー:
「自民党の袋井支部の党員の方々が次々と建物の中に入っていきます」
11日袋井市内で開かれたのは、自民党支部大会。
そこには静岡3区を地盤とする宮澤博行衆院議員の姿が。
さらに、開始から遅れること30分、牧野京夫参院議員も会場に姿を見せました。
「政治とカネ」をめぐり自民党を揺るがす事態にまで発展した「裏金事件」。
きのうの党大会では党員に対して、刑事罰を会計責任者が受けた場合は、国会議員も議員資格を失う、連座制の導入などについて説明されました。
一連の裏金事件を巡っては安倍派や岸田派など派閥の解散も相次いでいます。
その中で政策集団として残ることを決めた茂木派。
牧野参院議員はこの茂木派に所属しています。
小渕優子選対委員長ら幹部の離脱が相次ぐなかで、
牧野議員の去就が注目を集めていました。
11日、静岡朝日テレビの取材に対し牧野議員は・・・
牧野京夫参院議員
「しかるべき時に冷静に判断する。政治刷新本部の副本部長をやっているし、政策集団として、党として、どうするか最終的に決まらないうちに今動くべきではない。政治資金規正法の改正をやらなくてはいけないし、それが片付かないと。自分のことはそのあと」
派閥のあり方が決まるまでは、自分が動くことはないと強調しました。