参加体験型「静岡科学館」がオープン20周年 「回る」テーマに企画展 児童「いっぱい回すと鉄道が走る」 静岡市
静岡市の静岡科学館ではオープン20周年を祝う記念式典が開催され、多くの親子連れでにぎわいました。
静岡科学館る・く・るは、「みる」「きく」「さわる」をキーワードに、発見する喜びや創造する楽しさを学べる参加体験型の施設で、20日でオープンから20年を迎えます。それを記念して開催された式典には、難波喬司市長も参加し、大きな振り子が回りながら模様を描く実験を体験しました。
また、20日からは20年の歴史を振り返ったり、「回る」をテーマにぐるぐる回ることで生まれる力、効果、現象を体験できる企画展を開催。
和田佳代子記者:「片方だけ紐がついたタイヤは、このようにぶら下がって倒れています。これをぐるぐると回すと、回っている力で安定して体勢を維持することができます。走っている自転車が倒れないのと同じ効果だということです」
歯車の動きを観察したり、ショベルカーでボールをすくい、かごに入れたりする体験に、子どもたちは夢中で取り組みます。
発電機を回して鉄道模型を動かす実験では。
小学2年生:「ちょっと(回す)だけじゃ、(鉄道は)動かないんですけど、いっぱい回すとこんなふうに(鉄道が走る)。楽しかった」
企画展は5月6日まで開催されています。