【静岡県知事選挙】立候補表明している2人は相次いでJA静岡中央会を訪れ農業政策を説明
すでに立候補を表明している2人は時間差で静岡市にある団体本部に姿を見せました。
大村慎一氏
「おはようございます」
鈴木康友氏
「おはようございます」
25日午前、静岡市にあるJA静岡中央会の本部に知事選に出馬表明している前浜松市長の鈴木康友氏と、元総務省官僚で副知事も務めた大村慎一氏が入りました。
2人は、JA静岡中央会の政治組織「県農政協対策協議会」に対して、それぞれ農業政策を説明しました。
面談終了後、大村氏は、共産党が候補者を擁立したことについて、次のように語りました。
大村慎一氏:
「これは選挙なので、いろいろな考えの方が立候補されるのは当然。私自身はオール静岡で県民ひとりひとりのために、声なき声も含めて静岡県政に届く県政をしていきたい、その思いをこれからも訴えていきたい」
鈴木氏は共産党の擁立について…。
鈴木康友氏:
「いろんな方が出馬する可能性があるが、それはそれとして、私は自分の思いや政策を県民に訴えていく、活動を続けることに変わりはない」
JA静岡中央会は大村氏を推薦
協議会の後、JA静岡中央会のトップが取材に応えました。
JA静岡中央会 鈴木政成会長
「今回の知事選においては大村慎一氏を推薦することに全会一致で決定した。今回知事のびっくりするような発言から始まり、大変な騒動となった。第一次産業、特に農業をどのように位置づけて施策をやってもらうかは非常に大事。そのことについて大村氏の決意というか農業施策が強いものがあると判断した」
川勝知事の辞職に伴う、静岡県知事選は5月9日告示、26日投開票です。