静岡県内企業の5月の倒産件数は22件 依然コロナ禍の影響が
5月の静岡県内企業の倒産件数は22件で、前の月と比べて5件増えたことが民間の信用調査会社の調べでわかりました。依然、コロナ禍の影響がみられます。
東京商工リサーチ静岡支店によりますと、5月の倒産件数は22件で、負債総額は104億1500万円でした。
2カ月ぶりの大型倒産があり、5月としては5番目に多い負債総額でした。
コロナ関連の倒産は5件でコロナ禍の支援金返済が困難となるケースが目立ち始めているということです。
産業別では製造業が8件と2カ月連続の最多で、小売業が4件と続きました。
東京商工リサーチは「今後は裾野の広い自動車メーカーの認証不正の影響が懸念される」としています。