「選挙の公平と公正を確保するために厳正な取り締まりを」静岡県警が選挙違反取締本部を設置

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静岡県警は選挙違反の取締本部を設置しました。

 取締本部は、本部長をトップに165人態勢で、静岡県警察本部に設置されたほか、県内28の警察署にも設置されました。

 県警によりますと、前回3年前の衆院選では、36件の警告があり、そのほか特別養護老人ホームの入所者の投票用紙に候補者の名前を書いて投票したとして、施設の職員の男性が書類送検されました。

 今回は9日までに、看板やのぼりを立てるなどといった「文書掲示」で、2件の警告があったということです。

 県警は今回、警告の数が少ないことについて、陣営の準備期間が短いことも考えられるとしたうえで「今後活動が活発になる中、選挙の公平と公正を確保するために、厳正な取り締まりを行っていく」としています。