非現住建造物等放火の罪に問われた女性に無罪判決 「犯人と示す直接証拠はない」 静岡地裁浜松支部

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 2018年、静岡県袋井市のネイルサロンで2度放火したとして起訴された女性に無罪判決が言い渡されました。

 無罪判決を受けたのは富士市に住む20代の女性です。起訴状によりますと、女性は2018年3月、当時勤務していた袋井市のネイルサロンで、2度火を付け壁や天井などを焼いた非現住建造物等放火などの罪に問われました。

 23日静岡地裁浜松支部で開かれた判決公判で來司直美裁判長は「女性を犯人と示す直接証拠はない。従業員たちの証言は先入観を持っている疑いがある」と指摘し無罪を言い渡しました。

 静岡地検浜松支部は「判決内容を精査・検討し適切に対処したい」とコメントしています。