新アリーナ計画などについて地元自治会役員らが意見を交わす JR東静岡駅周辺のまちづくりを考える協議会

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JR東静岡駅周辺のまちづくりを考える協議会が開かれ、新アリーナ計画などについて意見が交わされました。

 協議会は地元の自治会役員や大学教授らで構成されていて、今回で2回目の開催です。

 協議会では市がJR東静岡駅北口に建設を目指す新アリーナについて、プロスポーツや音楽イベントも開ける8000席以上の施設にするなどの基本計画について、市から改めて説明がありました。

 出席した委員からは。

東豊田学区自治会連合会 田宮一彦会長:
「移動する人だけでなく、静岡市に住んでいろんなことが見られる楽しめる街づくりも必要なんじゃないかと思う」    
 これに対し市は「アリーナだけでなくすでにある市街地とどう相乗効果を図るかも含めて考えたい」などと応じていました。

 また、現在は工業地域に指定され、宿泊施設などの建設が制限されているJR東静岡駅周辺の土地およそ22ヘクタールを、ホテルや商業施設の建設が可能になるよう、商業地域に変更する案が示されました。

 これに対し、自治会関係者からは。

静岡市自治会連合会 中村直保会長:
「木造の住宅がこういう準防火地域とか、防火地域とか、こんなことになると市民に対する負担が大きいのかなと」

 このように述べ、土地用途の変更について、住民に対し丁寧な説明を求めました。

 市は2025年1月に3回目の協議会を開いて、街づくりに関する基本構想をまとめる方針です。