【富士山の登山規制】山梨側の規制は効果有りと分析 静岡側は混乱しないよう登山道のルールをそろえるべき AUTHENTIC JAPAN 

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山梨県側で始まった富士山の登山規制について、位置情報サービスを展開する民間企業が効果と今後の改善点を発表しました。

 オンラインで会見を開いたのは、山や海での行方不明者の位置を特定する捜索サービス「ココヘリ」を運営するAUTHENTIC JAPAN(オーセンティック・ジャパン)です。

 去年の夏から富士山の吉田ルートでは、登山道にゲートを設置し、宿泊者を除いて午後4時から翌朝3時まで通行を規制するなど登山規制が始まっています。

 実証実験では、登山者約3800人に対してGPS搭載の発信機を貸し出し結果を分析したところ、宿泊の有無によってけがや遭難のリスクが高まることが判明。

 規制の効果はあったとした上で、今後は5合目の宿で5時間以上休憩した人は、午後11時からゲート内に入れる仕組みにすることで、混雑の軽減や安全性の確保につながる可能性があると説明しました。

 また、静岡県でも今年から始まる登山規制については・・・

ココヘリ山岳捜索隊分析班 宮内佐季子さん:
「登山道ごとにルールが違ってしまうと、登山者の混乱を招くことになるし、混乱した登山者への対応が必要になってくるので、ぜひ足並みをそろえていただければ」