東静岡のまちづくりを考える協議会 静岡市がアリーナと東静岡駅、長沼駅をつなぐペデストリアンデッキを整備する骨子を示す
東静岡のまちづくりを考える協議会が開かれました。参加した委員からはJR東静岡駅周辺の交通渋滞を懸念する声が上がりました。
協議会は地元の自治会役員や大学教授らで構成され、
3回目の今回は東静岡のまちづくりに関する骨子が示されました。
骨子では、市が東静岡駅北口に8000席以上のアリーナをつくり、このアリーナと東静岡駅や静岡鉄道の長沼駅を高架型の歩道でつなぐペデストリアンデッキを整備します。
出席した委員からは、骨子への反対意見はなかったものの、アリーナができた場合に国道1号の渋滞を懸念する声が相次ぎました。
千代田学区自治会連合会 杉山輝雄会長
「難波市長の考えとしては、アリーナができてもアリーナに起因する渋滞は発生しないという。現在でも渋滞している状態をまず解決してくれなければ住民は困る」
これに対し、市は次のように答えました。
静岡市市の担当者:
「県警に相談しながら信号のサイクルとかそういったものを変更できないかという相談をした。できるできないはこれからだが、前向きに検討してもらえる」
ペデストリアンデッキを整備する案については。
工学院大学 教授 遠藤新座長
「作り方も色々あるのではないかと思いますが、そこも含めて市にどういうやり方が可能かということをいくつか考えてもらって、しっかりと地域と対話が進んでいくと良い」
市は骨子を2月にも公表し、今後も協議会で議論を深めていきます。