【リニア新幹線工事】鈴木康友知事が国土交通省の中野洋昌大臣と面会 JR東海との協議の現状などを説明

YouTube Video 【リニア新幹線工事】鈴木康友知事が国土交通省の中野洋昌大臣と面会 JR東海との協議の現状などを説明
動画を再生

リニアをめぐり初めての面会です。鈴木知事が5日中野国交大臣と会談し静岡県がJR東海とおこなっている協議の現状などを説明しました。

「知事どうも。おはようございます。よろしくお願い致します」

 5日鈴木知事が訪れたのは、国交省の大臣室。

 去年11月に就任した中野洋昌国交大臣と初めての会談です。

鈴木康友知事:
「今リニアの推進と静岡特有の水資源・生態系保全を両立させるべく28の課題に整理されましたので、これをとにかくスピード感をもって対話を進行させていきたいとJRと取り組んでいますので、きょうはご説明させていただければと伺った次第です」

中野洋昌国交大臣: 
「やはりリニア中央新幹線、静岡工区をどう進めるかが課題だと思っていますので、国としても大井川の水資源の問題、そして南アルプスの環境問題、しっかり配慮して取り組んでいきたいと思っておりますので、また知事のご協力がぜひ必要だと思っておりますのでよろしくお願いいたします」

 県の専門部会で議論が進むリニア問題。

 大井川の水問題や生物多様性など、残り24項目の協議が残っています。

 5日は中野大臣に「スピード感をもって取り組んでいる」と報告した鈴木知事。

会談後の取材

 会談終了後、取材に応じました。

鈴木康友知事
「特に要望というよりも、状況説明をしたのと同時に、国もしっかりまたご支援いただきたいということだけは申し上げました」

Q.スピード感をもって(議論を)終了するための課題は?

「これは今の対話の各項目に対してJR東海から回答というか、たたき台となるものをいただかないと専門部会を開けませんので、そこをまずはスピード感を持ってやっていただきたい。回答が出てくればすぐに専門部会を開きますので、そのあうんの呼吸がどれぐらい縮められるかにかかっていると思います」

鈴木康友知事
鈴木康友知事