静岡県内で初めての新しい形の採用イベント開催 事前に適性診断を受けてから自分とマッチングした企業を訪問

企業と学生の就職のミスマッチを解消するため、静岡県内で初めてとなる新しい形の採用イベントを開催しました。どんなイベントなのでしょうか?
●根方ゆき乃記者:
「事前に適性診断を受けてから、自分とマッチングした企業の訪問に行くスタイル。企業と学生をつなげる、街コンのような採用イベントが行われている」
静岡市で行われた採用イベントには、県内にある30の企業とおよそ200人の学生が参加しました。企画したのは、若者と企業の就職・採用を支援する静岡市の企業。2021年に創立し、社員の平均年齢は25歳の若手企業です。
●Bee 永松雄介社長:
「学生と企業、お互いが適職診断を行った上で、こういった場を設けているのでミスマッチがかなり防げるイベントになっている」
独自に開発した診断ツールで、事前に適性診断を行うことで両者のミスマッチを減らし、就職後の早期離職を防ぐ狙いがあるといいます。
こうした採用イベントは県内で初めてです。
●根方記者:
「実際に適職診断、受けてみます」
休みの日の過ごし方や自身の性格など、全部で20の質問に答えるだけで…
●根方記者:
「結果が出ました。私は挑戦者タイプ。細かく分析が出る」
タイプは全部で8つに分けられます。
26日のイベントでは、企業側が必要とする人材のタイプと、診断を受けた学生のタイプがマッチングした両者がそれぞれのブースで対面。企業はやりがいや雰囲気などをアピールしました。
自分に合う企業を効率的に訪問できるシステムに学生は…。
●学生:
「自分のタイプに合った企業を見ることができて、普段自分から見に行くような企業じゃなかったのですごくためになった」
●学生:
Q何タイプでしたか?
「完璧主義者タイプ」
Q知ってましたか?
「知らなかった」
「自分に合った企業の話はこれからの就活に向けて役立つと感じている」
一方、初めての試みに企業は…。
●パルモグループ:
「タイプ別に分かれていると説明がしやすかったり、学生の方も呑み込みが早かったりするので、新鮮でよかった」