電動キックボードのシェアサービス 26日から静岡県内で初めて浜松市で運用がスタート

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 都市部で広がりを見せる電動キックボードのシェアサービス。26日から静岡県内で初めて、浜松市で運用がスタートしました。

●齋藤諒アナウンサー:
「浜松市できょうからLUUPのサービスが始まりました。実はこのキックボード電動なんです。思ったよりも早い~」

 東京を始め、都市部で拡大している電動キックボードのシェアリングサービス「LUUP(ループ)」。26日から静岡県内で初めて、浜松市での提供が始まりました。

「ループ」は専用のスマホアプリを使って、街中に設置された「ポート」から車両を借り、目的地周辺の「ポート」で返却する仕組み。浜松では市内およそ50カ所にポートが設置されました。基本料金の50円と、1分あたり15円の時間料金で利用できます。

●40代:
「(子どもと)一緒に乗ってみたいなって思ってます」

●17歳:
「学校の近くのコンビニにあります」
Q.もう設置されていた?
「はい。都会って感じです。乗ってみたい」

●Luup 岡井大輝社長:
「街中を駅前化するインフラを作るというミッションのもとで、より多くの方々に街の魅力に改めて気づいていただけることがすごく重要だと思っていて、そこに可能性を感じている」

 短距離移動のための”新しい交通手段”として注目される「電動キックボード」。16歳以上であれば、運転免許証が無くても運転することができます。

●齋藤アナウンサー:
「まず片足を乗っけて、その後もう片方の足で地面を2~3回蹴って両足を乗せたらアクセルを押したら進むという形になります。それでは早速行ってきます~」

 電動キックボードは「特定小型原動機付自転車」と定義されていて、時速20キロ以上のスピードを出すことはできません。

●齋藤アナウンサー:
「1周回ってきました。思ったよりもスピード早かったですね。最初ちょっと怖いかなと思ったんですけど、すぐ慣れましたね。安定感もあって滑らかに滑るように進んでいくような感覚があります」

 ただ、普及が進む中で、歩道での危険な走行や、高速道路に侵入するといった、トラブルも起きています。

●浜松中央署 多田義人交通課長:
「警察としても取り締まりもやっていくし、皆さんに周知を図れたらと思っている」

 ループ側は、今後県内の別のエリアでもサービスを展開したい考えです。

●Luup 岡井大輝社長:
「具体的には進んでいないが、浜松で課題があるということは近しいエリアで同じような課題が恐らくある可能性が高いと思っているので、静岡県全体、課題がある場所には広げていきたいと思っております」