高齢ドライバーの運転の様子をドローンで撮影 映像を分析し高齢者向けの安全運転教室で活用へ 静岡県警察本部

高齢ドライバーによる事故を減らそうと、静岡県警が静岡市の自動車学校で高齢者の運転時の様子をドローンで撮影しました。

 この取り組みは高齢ドライバーによる事故を減らそうと県警が企画したもので、古庄自動車学校で講習を受けている高齢者を対象に行われました。

 県警によりますと、静岡県内では今年6月末までに高齢ドライバーによる事故が2185件発生していて、11人が死亡しているということです。

 ドローンの撮影では12人の高齢ドライバーを撮影したほか、模範となる教習指導員の運転も撮影しました。

 県警は撮影した映像を分析し、今後高齢者などへの交通安全教室で使用するということです。

株式会社古庄自動車学校 長谷川潔利講習課長:
「一時停止を止まらないとか、交差点の右左折の時にふらついたり、大回りになったり、具体的な部分が見えてきますので、そういった部分を大切に講習で生かしていきたい」