啓蟄~国道1号の松並木立冬の日に巻かれたコモを取りはずす「虫が少ない。異常気象だと思う」

5日は二十四節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」です。恒例行事の関係者は例年とは違う変化を感じているようです。
三島環境緑化研究会 加々見勝八郎会長:
「2、3日前まで春だった。ところがいきなりまた寒くなってる。人間も大変だけど木も大変だと思う」
啓蟄は、暖かくなり冬眠をしていた虫がはい出てくる頃とされます。
三島市から箱根に向かう国道1号の全長およそ1キロの松並木は、害虫駆除を目的に毎年立冬の日にコモ巻きが行われ、啓蟄の日に取り外されます。
冬ごもりのためコモの中に入った害虫を処分しますが、今年はある変化が・・・。
三島環境緑化研究会 加々見勝八郎会長:
「虫が少ない。それも異常気象だと思う」
加々見さんによりますと、去年6月と9月に雨が多かったためその時期に蛾(ガ)が流され卵の数が少なかったのではないかということです。