静岡浅間神社の廿日会祭 「ねり」と呼ばれる山車の引き回しが始まり 今年は伝馬町が「当番ねり」大勢の参加を呼び掛ける 静岡市

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静岡浅間神社の廿日会祭では4日から「ねり」と呼ばれる山車の引き回しが始まりました。

 4日朝伝馬町公園に集まった多くの人。

 1日から始まった静岡浅間神社の廿日会祭では、それぞれの町内会が山車を引き回して市内を練り歩く「ねり」が毎年行われていて、出発を前に神事が行われていました。

根方ゆき乃記者
「伝馬町は今年山車をこの1台に加えてさらに1台多く出す「当番ねり」にあたります。10年に1度の機会ですがそれだけ人手が必要です」

 400年以上の歴史があるとも言われるこの「ねり」。

 山車を引くためには例年の100人に加えて600人が必要で、伝馬町小学校では2月、一人でも多くの参加者を集めようと、子どもたちがCMなどを作成して、祭りへの参加を呼びかけました。

 そして4日実際に集まったのは…。

伝馬ねり振興会 野村泰俊会長:
「きょうは400人ということで、金曜日なのであす土曜日人なれば、もっとたくさんの方が 集まっていただけるかなと思う」

 平日にも関わらず、 例年のおよそ4倍の人が集まった背景には、子どもたちの発信の力も大きかったといいます。

子どもたち:
「この日を迎えてちょっと緊張している。こんな数の人が来ると思っていなかった」

 緊張も抱えつついよいよ出発です。

 伝馬町公園を出発した山車。

 子どもから大人までが2つの山車を引き回しながら、1日かけて伝馬町学区を練り歩きました。

5日、6日は、市内にある5つの山車が浅間神社や市役所前に勢ぞろいします。

出発した山車
出発した山車

子どもたち
「重い。かなり引っ張った。思ったより辛かった」

 初めて参加した子どもは…。

子どもたち:
「(参加)したことなかったが きょうできてよかった。緊張した。緊張したし、大変だった」

子どもたち:
「残り2日、盛り上げるぞ!おー!」

伝馬ねり振興会 野村泰俊会長:
「何とか例年通りの巡行ができた」

Qあすあさっても誰でも参加できる?

「誰でも参加お待ちしている。テレビを見ている皆さん、ぜひご参加をお願いします」

子どもたち
子どもたち