和服専門学校の学生らが使えなくなった針を一本一本ていねいに豆腐に刺して供養する「針供養」 静岡市「静岡浅間神社」

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この1年間で使用した針の労をねぎらう「針供養」が静岡浅間神社で行われました。

 静岡浅間神社で行われた「針供養」には、和裁士を目指して着物を仕立てることを学んでいる辻村和服専門学校の学生ら50人が参加しました。

 「針供養」はこの1年間で古くなったり折れてしまったりした針を豆腐に刺して供養する伝統行事です。

 学生らは感謝の気持ちをもって1本1本丁寧に豆腐に針を刺し、技術の上達を願って手を合わせていました。
辻村和服専門学校5年生 高島千穂さん(23):
「(針は)曲がるまで 使っています。日頃の感謝の気持ちを込めて(供養)しました」

辻村和服専門学校5年生 大石万里菜さん(23):
「将来ずっと和服着物の仕事につけられたらと思っています」

 供養した針は今後境内の針塚に納められます。