新茶の出来栄えを手もみの技術で競う~5時間で生葉から製茶に 伝統の手もみの技術を披露 静岡・藤枝市

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静岡県藤枝市では17日、今年の新茶の出来栄えを手もみの技術で競う大会が開かれました。

 この競技大会は静岡県内の茶手揉保存会の会員によるもので、今年で48回目の開催となりました。

 県内各地の支部から6チームが参加し、5時間で生葉から製茶に仕上げる技術を競いました。

 生葉は前日に牧之原市で収穫された新茶「つゆひかり」45キロが使用されました。

 参加者はセイロに乗せられた香り高い茶葉を、磨いてきた技で手もみ茶に仕上げていました。

県民俗無形文化財 茶匠会 住田惠朗会長:
「力の入れ具合を乾くに従っていかに上手にやっていくかが一番大事じゃないですか」

この日は審査会も行われ、上位チームは11月に行われる全国大会に出場する予定です。