【戦後初】井林辰憲(衆院静岡2区選出)財務金融委員長解任 「政治家冥利に尽きる」

YouTube Video 【戦後初】井林辰憲(衆院静岡2区選出)財務金融委員長解任 「政治家冥利に尽きる」
動画を再生

与野党の駆け引きが激化している終盤国会。ガソリン減税をめぐっては、静岡県内選出議員が戦後初めて委員長解任です。 

 18日午後に開かれた、衆議院本会議。

 その渦中にいたのは、財務金融委員会の委員長を務める、静岡2区選出で自民党の井林辰憲衆院議員です。

 野党7党は先週、7月1日から暫定税率を廃止する法案を共同で提出。

 会期末まで1週間を切る中、審議入りをめぐって与野党の対立が表面化していました。

 採決の結果、野党の賛成多数で、井林委員長の解任決議案が可決。

 衆議院の委員長に対する解任決議案が可決されるのは、戦後初めての出来事です。

Q.受け止めをお聞きしてもよろしいでしょうか

自民党(静岡2区選出)井林辰憲衆院議員
「もう政治家冥利(みょうり)に尽きます。野党が数の力を笠に着て、横暴を行うということを国民の皆様に白日の下に知らしめることができたことも含めて、政治家冥利に尽きると思っています」

 自民党静岡県連の鈴木幹事長も、先ほど取材に応じました。

自民党県連 鈴木澄美幹事長
「国民のためにもっと議論してほしい時間を無駄に使っているような感じがする。もうちょっとやり方がなかったのかなと。暴挙ということは私も感じている」

 参院選でもポイントになるとの見解を示しました。

自民党県連 鈴木澄美幹事長
「暫定税率の廃止によって、(それを)財源とするものがなくなると、生活がどう変わるのかを選挙でもしっかり説明していくことが大事だと思う」