子どもが急病でも仕事を抜けられない…こんな時のための「急病時あんしん預かり保育」7月スタート 静岡市
静岡市は20日、急病の子どもを病児・病後児保育室で預かる「急病時あんしん預かり保育」を駿河区の静岡済生会総合病院に設置し、7月から稼働すると発表しました。
「急病時あんしん預かり保育」は、子どもがこども園などに登園した後、急病になったものの保護者が仕事を抜けられない時、看護師が保護者に変わって病院の診察に付き添い病児・病後児保育室で預かる取り組みのことで、駿河区の静岡済生会総合病院の院内保育所「なでしこ保育園」に設置されます。
これまで施設を利用する際は、事前に病院を受診してから病児・病後児保育室まで保護者が送迎しなければならず、仕事を抜けられない保護者の負担になっていました。
7月からは、市のHPから事前登録することで利用できます。
対象は、▼登園先で体調不良になり集団保育が困難になった子どもで医師の診察により「なでしこ」での保育が可能と判断された時▼駿河区内で「なでしこ」から片道5キロ程度のこども園・保育園などに通う生後56日から就学前までであること▼事前登録をしていることです。
利用料(1日)は所得税課税世帯が1800円、非課税世帯が800円、生活保護世帯・市民税非課税世帯は無料です。
医療機関の診察料は、1歳の誕生月末日までは無料、1歳から就学前までは500円です。移動にかかるタクシー料金の負担はありません。事前登録は20日からです。
