〝学歴詐称疑惑〟浮上の静岡・伊東市長あす記者会見へ 東洋大OB「卒業証明書15分でとれた」

注目される市長の最終学歴。渦中の静岡県伊東市の市長は2日会見を開きます。
伊東市 田久保真紀市長
「おはようございます」
Q.あした会見ですが、どんな事を話す?
「あす会見ですので、その時に話します」
伊東市の田久保真紀市長。
公にされている「東洋大学法学部卒業」という最終学歴をめぐり、議会で詐称疑惑が浮上したことで、2日会見を開くとしています。
伊東市 田久保真紀市長
「ちょっとあまりにも違う方向にまで話が飛び火しておりまして、そういう意味では現状できる限りの説明はした方がいいのかなと思った次第です」
Q.何を準備されてる?
「前にお見せしているような卒業アルバムとか卒業証書とか…」
この週末、自身のSNSで、こんな発信も…。
伊東市 田久保真紀市長
「一部報道で「証明書はコンビニで発行できる」、「WEBで即日発行」という内容が報じられたため不安が広がっているようですが、私のように数十年前に在籍していた人間で学籍番号等の情報が分からない場合など、実際にはケースバイケースになるとのことです」
一方、東洋大学によると、卒業証明書は本人確認資料があれば、窓口で誰でも即日発行できるといいます。
渡辺広明さんが
そうしたなか…。
渡辺広明さん 東洋大学 午前10時ごろ
「東洋大学にやってまいりました。私1990年3月東洋大学法学部経営法学科を卒業しております。本日は卒業証明書をとりにいってみたいと思います。」
とびっきり!しずおかのコメンテーターとしてもおなじみ、消費経済アナリストで東洋大学卒業の渡辺広明さんが、1日実際に母校で自身の卒業証明書を発行しました。
いったい、手続きはどのようなものだったのでしょうか?
渡辺広明さん
「卒業の年月日と入学の年月日を(申請書に)書いて、学部、学科、名前、生年月日を書けばOKだった。なので比較的簡単です。」
渡辺さんによると、卒業証明書を発行するには大学構内に設置された発行機で必要事項を入力。
その後、身分証明書の提出と共に受付で手数料500円を支払い申請をしたといいます。
渡辺広明さん
「卒業証明書、取得しました。中に入って機械で申請して決済して、教務課に申請書を提出すると約15分で卒業証明書を取得することができました。」
オンライン申請の場合は自宅郵送やコンビニ発行も可能だそうです。
渡辺広明さん
「いずれにしてもこの証明書がすぐ取れるので、これを出せばすぐに解決するんじゃないかと。明日の記者会見には確実にはっきりするんじゃないかと思う。」
卒業証明書の発行をめぐり、大学側の見解と市長の主張にズレがある中で、2日の会見では、一体何が語られるのでしょうか…。
