静岡浅間神社平成・令和の大修理 拝殿の天井絵の補修作業が始まる 静岡市葵区

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平成・令和の大修理が行われている静岡市の静岡浅間神社で拝殿にある天井絵の補修工事が始まりました。

 静岡浅間神社では現在、経年劣化が激しい国の重要文化財、26棟の塗り替え・改修がおよそ20年計画で進められています。

 このうち、拝殿の補修作業は全体の30%が終了し、7月からは拝殿内の天井絵の補修作業が始まりました。

 天井絵は江戸時代後期の絵師、狩野栄信と狩野寛信が描いた10点で、補修は40年ぶりです。

林輝彦アナウンサー
「拝殿にいます。現在、上では装こう師が絵の補強作業を行っています。それが終わり次第、絵が取り外されます」

 天井絵の補修に携わるのは装こう師と呼ばれるおよそ1000人の職人。

 天井から外された絵は筆を使って、ほこりなどの汚れが取り除かれた後、膠(にかわ)と呼ばれる接着剤で色が落ちないよう剥落(はくらく)止めと呼ばれる作業を行います。

静岡浅間神社 中澤聰宮司
「大拝殿が見られなくなったことで、一般の人は非常に寂しい思いをしていると思いますが、修理の現場を一般の人にも見てもらえるよう考えているので、その迫力を感じに来て もらえたらと思います」

 天井絵の補修は来年の年末まで行われ、拝殿全体の補修完了は3年後の予定です。よそ20年計画で進められています。

 このうち、拝殿の補修作業は全体の30%が終了し、7月からは拝殿内の天井絵の補修作業が始まりました。

 天井絵は江戸時代後期の絵師、狩野栄信と狩野寛信が描いた10点で、補修は40年ぶりです。

林輝彦アナウンサー
「拝殿にいます。現在、上では装こう師が絵の補強作業を行っています。それが終わり次第、絵が取り外されます」

 天井絵の補修に携わるのは装こう師と呼ばれるおよそ1000人の職人。

 天井から外された絵は筆を使って、ほこりなどの汚れが取り除かれた後、膠(にかわ)と呼ばれる接着剤で色が落ちないよう剥落(はくらく)止めと呼ばれる作業を行います。

静岡浅間神社 中澤聰宮司
「大拝殿が見られなくなったことで、一般の人は非常に寂しい思いをしていると思いますが、修理の現場を一般の人にも見てもらえるよう考えているので、その迫力を感じに来て もらえたらと思います」

 天井絵の補修は2026年の年末まで行われ、拝殿全体の補修完了は2028年の予定です。