甲子園で開会式リハーサル　聖隷クリストファーは５日後に迫った初戦に向け京都で練習

初の甲子園出場となる聖隷クリストファー。先ほど、一足先に夢の舞台の土を踏みました。

「静岡代表・聖隷クリストファー高校」

　５日開幕する夏の甲子園。

　午後４時から、開会式のリハーサルが行われました。

　春夏通じて初の甲子園となる聖隷クリストファーの選手たちは少し緊張した様子。

　３日は組み合わせ抽選会が行われ、聖隷からは県大会で選手がキャプテンの逢澤選手が臨みました。

くじ引き　逢澤　開生　主将
「聖隷クリストファー高校１３Ｂです。」

　初戦は、３年ぶり２度目の出場となった茨城代表の明秀日立高校に決定。

　大会５日目の第二試合に行われます。

逢澤　開生　主将
「まずは　どんな高校が対戦相手でも自分たちの野球ができるようにずっとやってきたので自分たちの野球ができるようにしていきたい」

Ｑ初出場、目標を聞かせてください

「まずは　上村先生に１勝をプレゼントすることが自分たちの目標です」

　監督とともに掴んだ夢の舞台。

　しかしその後、逢澤選手は左腕の手術のために甲子園大会で選手登録から外れることが発表されました。

大野　裕輝記者
「聖隷ナインはきょうから京都にあるグランドに場所を移して練習に励んでいます。初戦の相手も決まり選手たちの表情もより一層引き締まっているように見えます」

　５日後に迫った初戦に向け、実戦形式のシート打撃など
およそ２時間の練習で汗を流しました。

　静岡大会でわずか３失点と堅守の聖隷。

　その中心である２年生エースの高部陸投手は、ブルペンで調整です。

高部　陸　投手
「勝負をするとこは勝負をして、真っ向勝負が挑めるように頑張っていきたいと思っています。」

　初戦の明秀日立高校は茨城大会で６試合４３得点を奪ったチームですが、エースとしての意気込みも十分です。

高部　陸　投手
「強打のチームなので、自分がそこに負けないように投げていきたいなと思っています。」

　聖隷クリストファーは甲子園の舞台から逢沢選手に代わり澁谷選手がキャプテンに就任。

　初戦突破を目指します。

澁谷　海友　副主将
「とにかく一言で”頼んだぞ”という風に言われました。
その一言には逢沢の想いが詰まっているんだなと。（逢沢の分も）全力で泥臭くプレーするんだっていうところを強く思っていたので、甲子園でもそういう思いでプレーできるのではないかなと思います。」