静岡市の新しいサッカースタジアム建設構想 静岡市とENEOSが合意書を交わす

静岡市の新サッカースタジアム構想を巡り、市とJR清水駅近くの土地を所有するENEOSが合意書を交わしました。
●難波市長:
「ENEOSとの合意書ですが、きょう締結したのでご報告をします」
15日、難波市長が発表したのは、石油元売り大手ENEOSとの地域づくりの推進に係る合意書の締結です。
今あるIAIスタジアムは老朽化した上アクセスに課題があり、市内の経済界も新サッカースタジアムの早期建設を求めています。
最有力の建設候補地がJR清水駅東口近くにあるおよそ14ヘクタールのENEOS製油所跡地です。
合意書によりますと、今後は市とENEOSが協力して地域づくりを推進すること。地域づくりは区画整理事業で土地開発していくことを前提とする。市がENEOSから土地の一部取得をするため、両者で検討することなどが決まりました。
合意書を締結することで、今後はENEOSが所有する土地の利活用について具体的な検討を行っていくことになります。
●難波市長:
「合意書によって地域づくりの中核施設の候補として、この場所での新スタジアムの整備の検討が可能となった。新スタジアムの面積や金額がどのぐらいかかりそうであるとか、検討を進めることになる」
市は来年3月までに▼IAIスタジアムを改修するか▼新スタジアムを整備するか判断します。
念願だった新サッカースタジアム建設実現への一歩前進に難波市長は…。
●難波市長:
「(改修か新スタジアム建設か)どっちにするかを決定することができる段階になったので、そういった点では一歩進んでいるかなと思う」