2022年度の静岡県内の経済成長率は、26の市や町で前年と比べてプラスに 新型コロナの影響が落ち着いてきたことが背景に
静岡県の推計で、2022年度の県内の経済成長率は、26の市や町で前年と比べてプラスとなったことが分かりました。
県によりますと、県内の総生産(GDP)は18兆2720億円で、経済成長率は4.4ポイントのプラスとなりました。新型コロナの影響が落ち着いてきたことが背景にあるとみられ、2年連続のプラスです。
市町別では、製造業が好調だった袋井市が22.3%と最高で、26の市や町でプラス成長となりました。
県民1人あたりの所得は、347万8000円で17万5000円増えました。コロナ禍前を上回る水準で、生産活動が持ち直したことで改善したものとみられます。
企業所得の割合が大きい裾野市では、427万1000円と最も多く、13の市や町で1人あたりの県民所得を上回りました。
