30代女性が富士山を下山中に体温低下で動けなくなり静岡県警の山岳救助隊に救助される 女性にけがはなし

 9日未明、30代の女性が富士山を下山中に体温低下で動けなくなり、静岡県警の山岳救助隊に救助されました。女性にけがはありません。

 8日午後11時半過ぎ、富士山御殿場口下山道大砂走りで「体温が下がって動けなくなった」と都内に住む派遣社員(39)の女性から110番通報がありました。通報を受けた県警の山岳救助隊が、およそ3時間半後に御殿場口五合目まで付き添って下山し救助しました。

 警察によりますと女性は頭痛など、高山病の症状があったもののけがはなく、病院にも搬送されていません。女性は知人と2人で富士山に上り、途中ではぐれたということです。登山の方法に問題はなく、登山用の服装をしており、山小屋も利用していました。

富士山
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