【中継】静岡・牧之原市~停電は復旧したものの家庭の配線に被害が及びいまだ300戸で電気は使えず過酷な環境下で復旧作業が続く

進士陸斗記者
「牧之原市細江からお伝えします。発災当初の1週間前、こちらの道路には電柱が何本もなぎ倒されとても歩行者が通れる状況では
ありませんでしたが、復旧が進み、いまでは新たな電柱が立ち並んでいます。
 山積していた瓦礫なども、ボランティアによって運び出され、道路周りの片づけは日々、進んでいるといった印象です。
ただ、被害から1週間が経った今も、住宅の復旧は進んでいません。
 停電が解消された牧之原市内ですが、各家庭の配線に被害が及んでいることから、今もなお、およそ300戸の住宅で電気が使えません。
 多くの住宅にブルーシートがかけられていますが、屋根や壁を損傷している住宅では、雨漏りの対策にも追われています。
きのうまでにふった雨の影響で、漏電の恐れもあり、電化製品も思うように使えない住宅もありました。
この1週間、被災地では連日の30℃を超える厳しい暑さに加え、雨も降るなど、過酷な環境下での作業が強いられています。
これまでに復旧活動中の体調不良者はでていませんが、今後は住民の健康管理が大きな課題になりそうです。
以上、牧之原市からお伝えしました。」

進士陸斗記者
進士陸斗記者