有名投資家を名乗る人物とマッチングアプリで知り合った女性に相次いで投資に誘われ合計およそ6900万円相当をだまし取られる【SNS型投資詐欺】静岡・富士市
静岡県富士市の50代の男性が、SNSを通じて知り合った有名投資家を名乗る人物と、マッチングアプリで知り合った女性に相次いで投資に誘われ、合計およそ6900万円相当をだまし取られました。
警察によりますと、富士市の会社員50代男性は5月下旬、SNSで知り合ったZOZOの創業者・前澤友作氏を名乗る人物らから
メッセージを受け取り、「投資をすればお金が増える」などと言われ投資の誘いを受けたということです。
男性は、6月中旬から8月中旬までの間、複数回に渡り指定された口座に現金約5600万円を振り込見ました。
その後、出金の手続きをしようしたところ「追加の手続きがいる」などと言われ不審に思い、金融庁に問い合わせて詐欺被害に遭っていると分かりました。
さらに、男性は7月上旬マッチングアプリを通して出会った女性から、「投資をしたらお金がたまるよ」などと暗号資産投資に誘われ、7月中旬から8月上旬の間、複数回指定されたアドレスに約1300万円相当の暗号資産を送金しました。
その後、相手と会う約束をしましたが、会えなかったことから詐欺に気付いたと言う事です。
警察は「有名投資家の名前をかたった偽広告や偽サイトに注意すること」や「SNSを通じて知り合った者、特に一度も会ったこともない者からの投資勧誘は、詐欺を疑ってください」と呼び掛けています。
