特定外来生物のヌートリアをジビエ料理に JA、猟友会とジビエ利活用を目指す協定を締結 静岡・磐田市

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南米に生息する大型のネズミのヌートリア。農作物の被害も懸念されることから静岡県磐田市ではジビエとして利活用するための協定を締結しました。

「ヌートリアの音」

 南米に生息するヌートリア。

 体長40センチから60センチほどの大型のネズミで、体重は10キロ近くにもなるといいます。

 戦時中に毛皮として利用するために輸入されていましたが、それが野生化し繁殖。

 今では、静岡県内でも県西部を中心に農作物に被害を及ぼしていて、特定外来生物に指定されています。

 国内には天敵はいないといい、磐田市でも目撃情報が出始めていることから24日、市やJA、猟友会などは捕獲やジビエ利活用を目指す協定を締結しました。

 会場で用意されたのはヌートリアのジビエ料理。

 そのお味は…。

草地博昭市長試食
「とてもヌートリアかどうか分からないぐらい」

磐田市 草地博昭市長
「コストとか、売れるものになっていくのかとか、課題が色々出てくるでしょうから、乗り越えていけばジビエとしては可能性あるんじゃないかなと」

 協定は2025年度いっぱいまでです。