静岡市の難波市長 清水区の新サッカースタジアム構想について、2026年1月末までに結論を出す考えを改めて強調

静岡市の難波市長は26日の市議会で、清水区の新サッカースタジアム構想について、2026年1月末までに結論を出す考えを改めて強調しました。
●静岡市 難波喬司市長:
「民間投資を呼び込むために、土地利活用に関わる基本的な考え方を整理し、2026年1月末までに結論を出していく」
難波市長がこのように述べたのは、清水区の新サッカースタジアム構想についてです。IAIスタジアムが老朽化し、アクセスにも課題があることから浮上している計画です。
静岡市は8月15日、JR清水駅東口近くの袖師地区にある、およそ14ヘクタールの製油所跡地を所有する石油元売り大手・ENEOSと、この土地で地域づくりを推進することで合意。難波市長は「この場所が最有力候補地」との見解を示しています。
●静岡市 難波喬司市長:
「(IAIスタジアム日本平の)大規模改修には多額の費用がかかる。また大規模改修の期間は数年に及ぶその間スタジアムは使えない。判断はこれらのことを考慮する必要がある」
市は補正予算案にENEOSの製油所跡地について、どのような活用が望ましいか調査するための費用として500万円を計上していて、委員会審査を経て10月14日に採決されます。