投開票日まで9日に迫った自民党総裁選 そのカギを握ると言われているのが党員票 静岡県内の党員が投じる1票とは…。

 投開票日まで9日に迫った自民党総裁選。そのカギを握ると言われているのが党員票です。静岡県内の党員が投じる1票とは…。

◆小林鷹之元経済安保担当大臣:
「力強く成長する日本をつくっていこうじゃないですか」

◆茂木敏光前幹事長:
「所得を上げていくんです。未来は明るいと思える国、そんな国をつくっていきたい」

◆林芳正官房長官:
「私はこの党を変えたいと思います」

◆高市早苗前経済安保担当大臣:
「日本人一人ひとりが、白地に赤い日の丸を、静かな誇りと自信を持って見上げることができますように」

◆小泉進次郎農水大臣:
「しっかりと自民党を1つにまとめ最高のチームを作り、国民の皆さんの信頼の回復に全身全霊を尽くすことを心からお約束を申し上げまして」

投開票日まで9日に迫った自民党総裁選 そのカギを握ると言われているのが党員票 静岡県内の党員が投じる1票とは…。

 投開票日まで9日。舌戦続く自民党総裁選ですが、そのカギを握るのは、有効票の半分を占める党員票の行方です。県内の党員にもすでに投票用紙が届いています。

◆党員歴約20年・60歳(富士市):
(※投票用紙持ってくる)「これはね、月曜日、22日に届きました。10月3日までに書いて出さなきゃいけないですね」

 不動産業界で働くこちらの男性。市議会議員を2期務めた経験を持ち、党員歴はおよそ20年です。1票を投じたのは…

◆党員歴約20年・60歳(富士市):
「高い位置に日本をぜひ連れて行っていただきたいと。高市早苗さんに日本を託したいと思います」

 これまでに、保守層を強く意識した発言を繰り返してきた高市氏。その姿勢に共感し、前回の総裁選でも高市氏に一票を投じたといいます。

◆党員歴約20年・60歳(富士市):
「国家感がね、やっぱり大好きですよね。日本を強くしてくださると、強く豊かにしてくださる方だなと。女性のリーダーというものを日本もそろそろ誕生させてもいいんじゃないかなという風に思います」

 今回の総裁選で投票権をもつ党員・党友は県内に2万8000人あまり。牧之原市内で漁師として働く男性は、職業柄気になることがあるといいます。

◆党員歴約3年(牧之原市):
「やっぱり漁師をやってて、小泉さんは気になる人物。やっぱり温暖化でいろんな魚がとれなくなってるのもね」

 名前を挙げたのは、元環境大臣で、現職の農林水産大臣の小泉氏。ただ、各候補、際立って目立つ政策が無い中、誰に投票するかはまだ悩んでいるといいます。

◆党員歴約3年(牧之原市):
「林さんなんか当たり障りない感じで。無難にいろんなことをこなしそうかなと思って、いろんな経験は多いよね、きっとね」

◆党員歴約3年(牧之原市):
Q:10月3日までに決まりそう?
「どうにか決めて出すようにします」

 党を支える党員や党友に政策をどう訴えていくのか。各候補の戦略も注目されます。

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