県内で初となるカスタマーハラスメントの防止条例案を議会に提出 静岡・長泉町

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長泉町は静岡県内の市町で初となるカスタマーハラスメントの防止条例案を議会に提出しました。

池田修町長
「カスハラを絶対に許さない強い姿勢のもと、町としても断固たる姿勢を示すことで、社会全体でカスハラ防止に向けた気運を醸成し取り組みを進めていくため、条例を制定するものでございます」

 長泉町が議会に提出した県内の市町で初となるカスハラ防止条例案では、職員に対する理不尽な苦情や要求は許さないとして、2026年4月の施行を目指します。

 罰則規定は設けませんが、対策として町役場に23台の防犯カメラを設置し、受付や窓口に「防犯カメラ作動中」と掲げます。

 現在、町役場では度を越えたクレームが散見されていて、職員を守るため町全体でカスハラ防止に取り組む方針です。

 池田町長は「カスハラ防止が県内全体に広がるきっかになれば」と話していました。

 この条例案は10月27日の本会議で採決されます。

 カスハラ防止条例は静岡県も2026年度の制定を目指しています。