リニア新幹線工事に関する静岡県の専門部会 JR東海が行う発生土の具体的な処理方法を評価

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 リニア新幹線工事に関する県の専門部会は、JR東海が行う発生土の具体的な処理方法を評価しました。

 リニア工事に伴う発生土を巡っては、自然由来の有害物質を含む「要対策土」を南アルプスの藤島に置く計画があります。

 29日の会議でJR東海は、藤島発生土置き場周辺の断層について、委員と実施した調査を踏まえ「活断層ではないことから、発生土置き場の候補地として大きな支障はない」との認識を示しました。

 そのうえで有害物質の流出を防ぐための「二重遮水シート」に加え、破損した際に自己修復機能が働く「ベントナイトシート」で盛り土を覆うとし、委員と県はこの対策を評価しました。

●森下祐一部会長:
「二重遮水シートとベントナイトシートを両方施工するということは、科学的にも最適な方法であるという風に専門部会としても決めたし私自身もそう思う」