狩猟解禁日に合わせ適切な狩りをするよう呼びかけ 自民改革会議は県警に対しクマ対策の体制整備を求める
狩猟解禁日にあわせ静岡県内各地でハンターに対し、適切な方法で狩りをするよう呼びかけが行われました。
「獲物の確認。獲物の確認」
静岡県では毎年11月1日からイノシシやシカの狩りが許可されます。
この狩猟解禁にあわせ静岡県は警察や各市町村と協力し、県内7カ所で猟友会に所属しているハンターに対し、許可証やバッジを携帯しているか確かめたほか、わなを仕掛ける際の注意点を伝えました。
ハンター
「みんなけがなく、事故なく終われたらいいなと思います。」
また、今年懸念されるクマと遭遇した場合の対応については。
静岡県県自然保護課 小澤真典さん
「走って逃げると追いかける習性があるので、背を向けずにゆっくり後ずさりして距離を取る対応を」
自民改革会議は
一方、静岡県議会の自民改革会議は、県警に対しクマの駆除に関する要望書を提出しました。
全国で相次ぐクマの被害をめぐっては政府が警察庁に警察官によるライフル銃を使用した駆除を検討するよう求めています。
要望書では、駆除の制度が整い次第速やかに体制を整備することや訓練を実施することなどを求めました。
県警ではクマが出没した際の対応を確認するため、各自治体との訓練を調整しているということです。
