この言葉を知ってますか? 「ミャクミャク」「トランプ関税」“新語・流行語大賞”ノミネート30の言葉
その年に話題となった言葉に贈られる“新語・流行語大賞”。今年は大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」や「トランプ関税」など30の言葉がノミネートされました。今年よく聞いた言葉が並ぶなか、人によっては気になる言葉も…。そこで!?
片寄翔太アナウンサー:「いよいよ来月1日に迫った“新語・流行語大賞”の発表。今回は、ノミネートされた言葉の中から、気になるものを実際に体験して探っていきます!」
「ミャクミャク」や「古古古米」「トランプ関税」など、今年も様々な言葉がノミネートされた「新語・流行語大賞」。ただ、人によっては「これどういう意味?」「本当に流行ったの?」なんて感じることもあるのではないでしょうか!? ということで、今回は流行語大賞の候補の中から気になる「あの言葉」を調査します!
麻辣湯
まずやってきたのは、静岡市にある中華料理店。こちらの店と関係する、流行語とは?
驰流四川麻辣湯 和田隼人店長:「こちらはスパイスの効いたスープ料理、麻辣湯の専門店です」
中国発祥で、しびれるような辛さが特徴の麻辣湯(マーラータン)。今年に入りSNSなどで発信されることが増え、若者を中心に知名度が上昇、専門店も多数出店するなど、まさに今年を代表する食べ物となりました。
驰流四川麻辣湯 和田隼人店長:「好きな具材を自由に取って選んでいただく形になっている」
片寄アナ:「見るだけでワクワクしてきます」
人気の理由は、自分好みに麺やトッピングをカスタマイズできるところ。トッピングは野菜や肉など、その数、およそ50種類。麺は春雨や中華麺など、5種類から何種類でも選ぶことができます。
片寄アナ:「中華麺と春雨は食べたことがあるので、ここは冒険して、刀削麵とタンミョン(平たい春雨)を入れてみようと思う」
麺を選んだら次はトッピングです。
片寄アナ:「これだけは入れないといけない必須の具材はありますか?」
和田店長「カラフルな具材は完成したときに映えるので、そこら辺がいいと思う」
ということで、カラフルな魚の練り物やカニ団子などをチョイス。新語・流行語大賞にノミネートされるほど注目されている麻辣湯。そのお味は…。
片寄アナ:「大きな器に色とりどりの具材が乗ってますね。スープをいただきます。しびれと切れのある辛さがありますね」
スープのベースは毎朝じっくりだしをとった豚骨。とろみがあり、まろやかな仕上がりになっています。
片寄アナ:「ホアジャオの風味のある切れと、辛味もあるが豚骨のコクとまろやかな甘みも感じられる」
「カスタマイズ性」と「映え人気」で知名度が上がり、新語・流行語大賞にノミネートされた麻辣湯。去年12月のオープンから徐々に客が増えている中で、店にとっては、さらなる追い風になっているようです。
驰流四川麻辣湯 和田隼人店長:「めちゃくちゃうれしいですね。ノミネートされたことによって、知らない人にも麻辣湯の存在が届くと思うので、これからもっといろんな人に知ってもらってみんなに食べてもらいたい」
Q.ずばり今年の大賞は何だと思う?
A.「麻辣湯ですね。間違いなく」
これからの寒い時期にもピッタリな麻辣湯は大賞をとることができるのでしょうか。
リカバリーウェア
続いて、取材班が向かったのは…。
片寄アナ:「静岡市内のスポーツ用品店に来ています。こちらには今話題のリカバリーウェアと書かれたコーナーが設置されています」
テレビやネットで大きく取り上げられ、話題となった“リカバリーウエア”。こちらの店では、特設コーナーで販売を始めた4月末と比べ、売り上げがおよそ3倍に増えたといいます。
スポーピアシラトリ静岡店 飯塚康太副店長:「メディアに取り上げられたことが大きいかと思う。コロナ禍から家でゆっくりする方も増えているので、そういったことも影響があると思っている」
以前から一部の商品で品切れが起きていたというリカバリーウエアですが、そもそもどんな商品なのでしょうか?
スポーピアシラトリ静岡店 飯塚康太副店長:「着るだけで血行促進や体のコリ・ハリをほぐすような商品」
リカバリーウエアとは、その名の通り「疲労回復」を目的とした衣料で、特殊な繊維で血行を促進したり、磁力の力で筋肉のコリを緩和する環境を整えたもの。その着心地はとは。
片寄アナ;「着替え終わりました。すごくさらさらしている素材なので着心地がよくて、肌触りもすごくいいです。違和感なく着られます」
体のケアを目的に、幅広い年代に人気だというリカバリーウエア。店側もさらなる知名度と売上アップに期待を寄せていました。
スポーピアシラトリ静岡店 飯塚康太副店長:「リカバリーウエアというジャンルに対しての期待感がお客様からもあると思うので、今後の売り上げに期待している」
いよいよ来月1日に発表される「新語・流行語大賞」。栄えある大賞に選ばれるのは、一体どの言葉なのでしょうか。
