運転免許証を更新せず1カ月間無免許運転を続けた職員を懲戒処分に 官用車を6回自家用車を28回程度無免許運転か 関東農政局

運転免許証を更新せず1カ月間無免許運転を続けたとして、関東農政局は11月24日三方原用水二期農業水利事業所の職員を懲戒処分にしたと発表しました。

 21日付けで戒告の処分を受けたのは、三方原用水二期農業水利事業所の20代の男性職員です。

 関東農政局によりますと、男性職員は、今年5月17日から6月16日までに官用車を6回、自家用車を28回程度無免許運転しました。

 運転免許証の更新時期を認識していなかったことが原因で、男性職員は「更新時期を知らせる郵便物が、他の郵便物に紛れて気づかなかった」などと説明しています。

 事業所の管理責任者が免許証の更新状況を確認したところ有効期限が切れていることが発覚。

 定期点検で発覚したものの、本来実施する更新時期の確認は怠っていたということです。

 関東農政局は「いかなる理由があっても無免許運転を行ったことは誠に遺憾。全職員に対し再びこのようなことが起こらないよう交通ルールの順守を徹底していく」とコメントしています。