清水庁舎の建設基本計画を2026年の市議会2月定例会に提出する方針示す 静岡市・難波市長
静岡市がJR清水駅東口に移転の方針を示した新しい清水庁舎について、難波市長は事業手法や規模を検討し、市議会2月定例会で計画案を提出する考えを示しました。
難波喬司市長答弁
「事業手法と庁舎規模の検討を行い、その結果を2月議会で議論いただけるよう、仮称・新清水庁舎建設基本計画を決定したい」
老朽化が問題となっている清水庁舎を巡っては、静岡市がJR清水駅東口に移転・新築する方針を示しています。
1日行われた市議会の代表質問で、難波市長は改めて新庁舎と民間施設を1つの建物に統合することも視野に、民間の資金やノウハウを活用する「PFIなどの事業手法を検討する」と強調。
そのうえで、基本計画案を2月議会に提出する考えを示しました。
一方、新サッカースタジアム構想を巡っては、市が清水区のIAIスタジアムを改修するか新設するかを検討しています。
市はこれまで、 改修する場合は148億円掛かると試算していましたが、2026年1月末までに結論を出すため、難波市長は費用の精査を行う方針を示しました。
難波喬司市長
「この148億円は市職員が独自に積算した概算金額。したがって、建設設計事務所の専門的視点での大規模修繕に必要な修繕箇所の確認や、物価上昇を踏まえた費用の修正などを行って、大規模改修費の見積もりの精度を高める」
