10月の静岡県内有効求人倍率1.06倍・前月比+0.02 卸売・小売業、医療・福祉で新規求人数増える

10月の静岡県内の有効求人倍率は1.06倍と前の月を0.02ポイント上回りました。

 静岡労働局によりますと、業種別では卸売・小売業、医療・福祉などが、人手不足などの影響で前の年の同じ月と比べて新規求人数が増えました。

 一方で、人手不足を感じるとしながらも、建設業や製造業などは減っています。

 建設業は資材の高騰などで売り上げが減少、製造業はコスト上昇分の価格転嫁の遅れから収益が圧迫され、新規求人数を減らす動きがみられるということです。

 静岡労働局は「引き続き物価上昇などの影響に注意が必要」としています。

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