中道を旗印とした立憲民主党と公明党の合流 県内関係者も困惑
立憲と公明によって立ち上がった「新党」。近く行われる見通しの解散総選挙に向け、県内関係者は・・・。
●公明党 斉藤鉄夫代表:
「新党の名前は『中道改革連合』。略称は『中道』といたしました」
中道を旗印とした、立憲民主党と公明党の合流。来週月曜に、新党の綱領(こうりょう)と基本政策を発表する予定です。
●立憲民主党 野田佳彦代表
「物価高に対して、我々は食料品の0税率を訴えてきました。公明党も消費減税をうたっています。こうしたことをいわゆる中道改革の『改革』の路線に位置づけていきたい」
立憲は来週にかけて新党に入るかの手続きを進めるとしていて、現時点で全員が合流するかは分かっていません。いっぽうの公明党は…。
●公明党 斉藤鉄夫代表:
「現在いる衆議院議員は、今回の選挙で引退する人を除いて全員が新党に加わる予定です。今、右傾化が進み、分断と対立を政治的エネルギーにするような風潮の中で中道の塊ができる。その第一歩の選挙になれば、意義のある選挙になるのではないか」
そうしたなか、新党の当事者となる県内関係者からはこんな声が・・・。
●立憲民主党 源馬謙太郎県連代表:
「タイミングがちょっと早まったということだと思います。政局よりも経済対策・物価高対策を優先する。この軸に多くの人に集まってきてもらいたいし、多くの有権者の皆様の期待を集めたい」
同時に、多くの議員が新党に加わることに期待を寄せました。
●立憲民主党 源馬謙太郎県連代表:
「我々も希望の党で痛い目を見ていますし、誰かの好き嫌いとかで幅が狭まってはいけないと思いますから、ぜひ国民民主党の皆さんや自民党の一部の皆さんにも入ってきていただいて、大きく政治を動かせるうねりを作りたいと思います」
一方で、こんな“本音”も…。
●公明党県本部 早川育子幹事長:
「ただただ驚いております」
Q.県内での立憲との協力体制の構築は?
「一言で申し上げて大変厳しいと思います。党員・支持者の皆様、議員同士の理解を得られるかどうかも分かりませんし、私自身も大変混乱しております」
公明党の支援なしでの戦いとなる次の総選挙。自民党県連は・・・。
●自民党県連 井林辰憲県連会長:
「残念です。とても残念です。特に今まで公明党と私たちは、共産主義と組む立憲民主党と対峙してきたという強い思いがあります。そういう面でも非常にショックが大きいです。地方議員も(公明党に)残るので、公明党に対して我々は働きかけを続けていくことに尽きると思っています」
野党間の連携にも、変化が生じるのでしょうか。
●国民民主党 田中健県連会長:
「(今までは)立憲・国民がしっかり各選挙区で調整して、連合推薦を取って与党に対峙していたが、新党となると、三者の議論が成り立つのかと。そもそも連合との関係はどうなるのかが大変気掛かり。立憲とは静岡県内において連携してやってきましたので、その枠組みは崩したくないと思っている」
国政選挙で立憲と協力してきた、共産党は…。
●共産党県委員会 森大介委員長:
「今回の選挙協力の協議は一切ないんですね。なぜこの期に及んで公明党と選挙協力や新党結成という動きになっているのか、非常に不可解」
一気に慌ただしさを増す政局。そうしたなか、高市総理は・・・
イタリアのメローニ首相と首脳会談。外交ウィークを終え、19日にも「解散」の“理由”を表明するとしています。
