0.02秒差で届かなかったメダル…スノボー三木つばき選手 〝大好物〟食べながら語る冬季五輪

 ミラノ・コルティナ冬季オリンピックのスノーボード女子パラレル大回転準々決勝で、わずか0.02秒差で敗れ、メダルに手が届かなかった静岡県掛川市出身の三木つばき選手が、静岡朝日テレビの取材に応じました。

0.02秒差で届かなかったメダル…スノボー三木つばき選手 〝大好物〟食べながら語る冬季五輪

三木つばき選手:「こんにちは、お久しぶりです」
須藤誠人アナウンサー:「あぁ、こんにちは。お久しぶりです。おかえりなさい」
三木選手:「ありがとうございます!戻りました!」
須藤アナ:「いやぁ、三木選手、お疲れ様でした!」
三木選手:「ありがとうございました!応援いただいて」

0.02秒差で届かなかったメダル…スノボー三木つばき選手 〝大好物〟食べながら語る冬季五輪

掛川市 8日

 地元・掛川からイタリアへと送られた、大声援。静岡県出身者として、初めての冬季五輪のメダル獲得が期待されましたが…。

スノーボード女子パラレル大回転 準々決勝

三木つばき選手:「金メダルを狙っていただけに、0.02秒という、何かがあれば、何かがあったというようなタイム差で負けてしまったのはすごく悔しいです」

 金メダル候補として挑んだ、2度目のオリンピック。メダルには届きませんでしたが、静岡県民に勇気と感動を届けてくれました。

0.02秒差で届かなかったメダル…スノボー三木つばき選手 〝大好物〟食べながら語る冬季五輪

「割烹芳川」静岡・清水区 16日

須藤アナ:「三木選手、改めて、本当にお疲れ様でした」
三木選手:「ありがとうございました。応援、ありがとうございます」
須藤アナ:「ミラノ・コルティナ五輪を終えて、今来てもらっていますけど、今の気持ちは?」
三木選手:「オリンピックを終えて最初の3~4日間は、すごいオリンピックのことを考えちゃって、ああできたらこうできたらって考えちゃってたんですけど、日本に帰国する中で、次のW杯に向けて切り替えなきゃいけないと思うようになって(静岡に)帰省できたので、今は次に向けて頑張ろうという気持ちでいっぱいです」

 静岡が誇る世界トップクラスのスノーボーダー、掛川市出身の三木つばき選手、22歳。自身2度目のオリンピックを終えて、日本に一時帰国。多忙な合間をぬって、取材に応じてくれました。

0.02秒差で届かなかったメダル…スノボー三木つばき選手 〝大好物〟食べながら語る冬季五輪

須藤アナ:「静岡に帰って来て、まず感じたことは?」
三木選手:「あったかいですよね!ギリギリ半袖でもいけるぐらい」
須藤アナ:「雪の上にいらっしゃったから、より一層感じるところも…」

 実は三木選手、「とびっきり!」の取材で、度々こんな発言を…。

●2025年5月
三木選手:「地元に帰ると毎回食べさせてもらうのが、うなぎがすごく好きで、うふふ、そうなんですよ」

●1月22日
須藤アナ:「静岡に帰ってきたら食べたいものは?」
三木選手:「うなぎと…」

「地元に帰ったら、うなぎ」ということなので、今回おもてなしの場所に選んだのは、静岡市清水区にある、1837年創業の老舗「割烹芳川」。

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 店内は全て個室で、どの部屋からでも日本庭園が見える、風情たっぷりの割烹料理店です。

割烹芳川料理番 宮本剣さん:「うなぎが前菜から焼き物、お刺身、ずっと会席料理のようにうなぎが連なる料理があって、もちろん最後にうな重をお出しさせていただくんですが…」
三木選手:「うな重だけじゃなくって!?」
須藤アナ:「いい顔されますねぇ」
三木選手:「そういったうなぎの会席料理を特別に…」
須藤アナ:「うなぎ尽くしのコースが」
三木選手:「やばい! お刺身なんて初めて食べる!」

 店の粋な計らいで、今回三木選手のために特別にうなぎ尽くしの会席料理を用意してくれました。うな重や白焼きだけでなく、“たたき”や柳川鍋まで、逸品ぞろいです。

 須藤アナも、店自慢のうなぎ料理をいただきます。

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須藤アナ:「では、いただいてもよろしいですか」
三木選手:「いただきます。ありがとうございます。こんな見守られながら食べさせてもらう…。(たたきを食べる)うん、あっ!おいしい!えっ!?すごいですね…初めて、冷たいうなぎ、冷たいっていうか湯通し、サッと食べたんですけど、めっちゃあっさりで、めっちゃおいしい。でも…食リポするの恥ずかしい」

須藤アナ:「あの…、ぜひ、三木選手の食リポが聞きたいです」
三木選手:「(笑)すごいおいしいですよ、なんか軽く炙ってるからめっちゃ香りもするんで。ちょっと…、どんどん食べても大丈夫ですか?」
須藤アナ:「もちろんです、もちろんです!」

うなぎの〝たたき〟
うなぎの〝たたき〟

 うなぎを食べながら、須藤アナと振り返った、今回のオリンピック。

掛川市出身 三木つばき選手
「やっぱりどうしても、(五輪が)“特別”になってしまっていて、変なプレッシャーを自分にかけてしまったり、重圧を勝手に感じてしまったりして…」

 世界ランキング1位、金メダル候補として臨んだ2度目の大舞台。

掛川市出身 三木つばき選手
「本当に前日の夜も全然寝られなくて、夜の10時前に目をつむったんですけど、ずっと寝られなくてパッと目を開けたら、もう12時半を回っていて、『もう、寝たい』『寝かせて、あと5時間半しかないじゃん』みたいな感じで…あまりやらないんですけど、YouTubeで“川のせせらぎ”みたいなのを流して強制入眠というかそれでもそんなに寝られなかった」

0.02秒差で届かなかったメダル…スノボー三木つばき選手 〝大好物〟食べながら語る冬季五輪

 プレッシャーからか、試合前日に起きた“異変”。それでも、4年前からの成長も感じていました。

掛川市出身 三木つばき選手
「当日、実際に試合で予選1本滑ってみて、そのあと『いつもと一緒じゃん』って。それで試合はすごく楽しめて、やることは変わらないなと思って、自分の力もある程度出せた。今は金メダルをとれるタイミングにはならなかったが、今後の課題、まだできていない弱い所を強く認識させられた、そんな試合だったとアスリートとして思う」

 重圧から解放された今、思う存分、大好物の「うな重」を食べていただきましょう。こちらでは大井川産の「静岡うなぎ」を使用。“蒸しと焼き”の関東風で、ふんわり食感に仕上げた逸品です。さらに、創業から189年継ぎ足した秘伝のタレが、何とも食欲をそそります。

三木選手:「(うな重食べる)う~ん♡うーん!うまぁ。めっちゃごはん進む。もう早く食べたほうがいい」
須藤アナ:「本当ですか、それぐらい…」

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須藤アナ:「地元のうなぎですよ」
三木選手:「地元だ!遊んでました!大井川で。あの時のうなぎかも(笑)」
須藤アナ:「思い出しました?今?」
三木選手:「あの時の、助けてあげたうなぎかも!!」

 今週末には海外へ出発し、来月から始まるワールドカップに備える三木選手。すでにその視線は、4年後の「フランス・アルプスオリンピック」を見据えています。

須藤アナ:「今回、応援してくれた静岡県民の皆さんに何かメッセージ、思いがありましたら…」
三木選手:「静岡県民の皆さんの応援が本当に現地に届いていて、耳に聞こえるようですごく力になりました。負けてしまって私自身も悔しいし、ここにメダルをかけられていたら本当に良かったと思うんですけど、またこの4年精進して、しっかり努力して、一番高い所に立てるように、頑張りたいと思います」

 この悔しさを糧に、4年後の「フランス・アルプス五輪」で頂点を目指す三木選手。これからもその活躍に目が離せません。

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