原子力部門トップが取締役会の承認が困難と考え先送りか…浜岡原発工事で数十億円規模の未払い発覚 中部電力
中部電力は浜岡原発の工事を巡り、取引先への未払いが発覚した問題で、精算を先送りした経緯を明らかにしました。
浜岡原発の安全性向上対策工事の一部では、社内で定められる精算手続きを怠り、2013年から2020年にわたって、少なくとも数十億円規模にのぼる取引先への未払いが発覚しています。中部電力は31日午前11時から記者会見を実施し、精算が先送りされた経緯について説明しました。具体的には、原子力部門のトップが精算に伴う予算超過について取締役会の承認が必要と誤認。さらに取締役会の承認は困難と考えていたため、会議での審議と本来すべき決裁手続きをいずれも実施しなかったということです。
中部電力は、原子力部門のガバナンス強化のために副本部長を配置したほか、関係者への教育を継続的に実施するなど再発防止に努める方針です。